第2管理組合の水廻りのポイント
標準サイズのユニットバスが入らない
607号棟や608号棟など第2管理組合は
浴室が他の棟とは違った工法になっています。
他の3DKの棟の浴室の床は防水パン構造ですが
こちらはアスファルト防水で、モルタルタイル張り
工法です。
防水パンのサイズ(1216)が有れば標準寸法の
ユニットバスが納まるのですが、やや小さいサイズに
浴室が作られているので、標準サイズのユニットバスが納まりません。
ユニットバスで施工する場合にはタカラのフリーサイズバスを
使用して、既存の寸法に合わせて特注で製作する事になります。
この方法は費用も日数も掛かり、残念ながらユニットも
旧型なので出来ればお奨めしたくないのですが
今のところ、他に良い方法が見つかっていません。
余分な事かも知れませんが、組合の規約を少し変更すれば他の方法がまったくないわけではなく
住民の皆様にもメリットになる話ではないかと思っています。
これからは住む方に取ってどれだけ合理的なリフォームが出来る
建物なのか、と言う事も建物の価値を決めて行く要素になってきます。
フロ給湯器の設置方法・・・
ふろ給湯器の設置は組合規定により壁貫通式に決まっています。
理由の程は定かではありませんが、純粋に技術的な観点からは
壁掛け式に出来れば、本体も安くなるし、何より修理の際に
いちいち浴槽をどかす手間も掛からなくなるので良いのですが・・・
洗面入口の段差解消
トイレ排便管の高さとの関係で洗面とトイレの床を
同じ高さにすると、洗面の床高を廊下側より高くしないと
納まりません。(右の写真参照)